ガルマの追撃を振り切れないホワイトベースは、避難民を下艦させるために一時休戦を申し入れ、ジオン軍側も戦力の補強の時間を得られるということでこれを了解します。
「フフ、これなら必ず勝てる!」
『これで勝てねば貴様は無能だ…』
声に出してないだけセイラよりマシですけど、厳しいですね…
しかしホワイトベースもここまでシャアの追撃を振り切ってきた経験があります。避難民の下艦に使用する輸送機ガンペリーにガンダムを隠して運ぼうと画策します。
ここで、同乗したフラウは、人質になったときアムロが心配してくれなかった腹いせなのか、監視のために並んで飛んでいたジオンの偵察機ルッグンのパイロットに色目を使います。
「はぁ~い」
「おい、よせよ…」
「あら、妬いてんの?」
ベタな誘惑ですね。超ミニに生足という出で立ちながら観ていて悲しくなるほどの色気の無さです。アムロも妬くというよりは見苦しいという感じだったでしょう…
さて、どうでもイイことは置いておいて本題に戻ると、ともかく戦闘開始です。
カイがガンキャノンで出撃してテンヤワンヤになりますが、アムロの活躍でどうにか今回も敵を撃退します。
「こ…このような失態を姉上になんと言って報告したらいいのか…」
無能だったようですね…「ごめんなさい」しか無いんじゃないですか?
余談ですが、実は今回のお話にはバムロ、コムという2人のルッグンのパイロットが出てきます。彼らはガンダムに撃墜されますが何とか生き延び、下艦した避難民の母子に救助カプセルを寝床として提供してあげます。敵だからといって悪人だというわけではないというお話でした。